新生子期

生後3週齢までの期間で、授乳も排泄も母犬が主導します。
排泄は、母犬が仔犬のお尻を舐めて促します。
約3週齢から乳歯が生え始め、目も見えるようになり、離乳食を食べ始めるようになります。

また、この時期から少年期の中頃までの約4ヶ月をかけて、仔犬は母犬や兄弟犬との接触を通して犬社会のルールを学びます。
特に、兄弟達との遊びは仔犬にとって重要な学びの場で、遊びの中で噛む時の力加減などを覚えていくようです。











幼年期

生後3週から3ヶ月までの期間で、目に入るありとあらゆるものに興味を持ちます。
そのため、順応性が最も高い期間で、それぞれの個性が少しずつ表れ始めます。
犬社会のルールを兄弟達との遊びの中で徐々に学びます。
また、飼い主とも、同じように遊びや躾を通して家族内のルールや、信頼関係を築いていく大切な時期です。
できるだけ色々なことを体験させてやり、慣れさせてやることが良いと言われていますが、仔犬が怖がっている場合にはその限りではありません。
無理強いせず、少しずつ、ゆっくりと慣れさせてやることがやはり重要なようです。

仔犬が元気に走り回るようになったら、トイレやハウスの躾を始めるタイミングです。
この頃はまだ汚れが特別ひどくなければシャンプーは必要ありません。
濡らしたタオルをよく絞り、拭いてあげるくらいで充分です。

この時期は骨や関節が発達途中なので激しい運動は禁物です。
生後2ヶ月〜3ヶ月を迎えた辺りで、母犬から授乳によってもらった抗体が徐々に消失し始めます。
獣医師に、ワクチン接種について相談してみましょう。
また狂犬病予防法によって、生後90日を過ぎたら市町村に飼い犬の登録申請を出し、狂犬病予防接種を受けることが義務付けられています。




  


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