小説
□マルスが気になる事
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此処は、リビング的な所。乱闘がない者やこれから乱闘をする者、昼寝する者など、とりあえず自由に出来る共有ルームだ。
そこに、青いサラサラの髪を持つ青年が椅子に座っていた。
周りの者からはモニターから乱闘を見ているのだろうと思われるが、実際は違った。
「……………」
青髪の青年、マルスは無言である者をじぃーっと見つめる。
マル「…(前々から見たいと思ってたんだよね……………
メタナイトの素顔)」
マルスの視線の先にはルカリオと話すメタナイトの姿が。
マル「マリオの話しによれば、カービィの顔みたいって聞くけど………あーそれでも気になる!見てみたい」
「何をそんなに見たいんだい?」
マル「だからメタナイトの素顔を………って…わっ!びっくりした……脅かさないでよ…………リンク…」
マルスの後ろにいたのは、緑の服に帽子を被った勇者リンクだった。
リ「そんなに驚かなくても……それより、そんなに見たければメタナイトに言えば良いじゃないか」
見せて下さいってさぁと、少し呆れた顔をしてリンクは言う。
マル「言って見せてくれるのなら今頃僕は、皆にメタナイトの素顔を公開している所さ」
リ「そうか………てかあんたさりげに酷い事したいんだな……」
マル「えっそう?」
マルスは普通に言う。