小説
□バナナ日和
1ページ/5ページ
バナナが大好きなドンキー。今日も大きな木の下で、バナナが大量に入った箱を置き美味しそうにほうばっています。
ド「うめぇなぁ〜モグモグ」
うまそうに食べているドンキー。その時、そこへ来たのは、相棒のディディーコング。
ディ「あっドンキー」
ド「よう。ディディー。散歩か?」
ディ「いいや。今はネス達とリアル鬼ごっこしてんの」
ド「リアル…鬼ごっこ?」
聞き慣れない遊びに首を傾げるドンキー。しかしバナナを食べることは、忘れない。
ディ「うん。ネスが鬼で捕まったらホームランバットで打たれるの」
ド「………楽しいのか?」
ディ「このスリル感が何とも」
ド「そうか……(俺にはネスしか楽しくなさそうな気が……)」
ディ「はぁ…走ってたらお腹すいた〜。あっドンキー!バナナちょーだい」
ド「おっおう。ちょいと待てよ………ほれ」
ドンキーはバナナの束をディディーに渡す。
ディ「ウキァ〜♪ありがとう。ネス達にもあげてこよーっと」
ディディーは嬉しそうに尻尾を振りながらどこかへ走って行った。
ド「まてディディー!あげるのは良いが、ネスにやると捕まって、ホームラン打たれるんじゃ…」
ドンキーが叫んだ直後バットが何かを打つ音が響き渡った。
ド「…………」
ドンキーは頭をかきながら、やはりなと思いながら…バナナを食べていた。