小説

□バナナ日和
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バナナが大好きなドンキー。今日も大きな木の下で、バナナが大量に入った箱を置き美味しそうにほうばっています。


ド「うめぇなぁ〜モグモグ」


うまそうに食べているドンキー。その時、そこへ来たのは、相棒のディディーコング。


ディ「あっドンキー」


ド「よう。ディディー。散歩か?」


ディ「いいや。今はネス達とリアル鬼ごっこしてんの」


ド「リアル…鬼ごっこ?」


聞き慣れない遊びに首を傾げるドンキー。しかしバナナを食べることは、忘れない。


ディ「うん。ネスが鬼で捕まったらホームランバットで打たれるの」


ド「………楽しいのか?」


ディ「このスリル感が何とも」


ド「そうか……(俺にはネスしか楽しくなさそうな気が……)」


ディ「はぁ…走ってたらお腹すいた〜。あっドンキー!バナナちょーだい」


ド「おっおう。ちょいと待てよ………ほれ」


ドンキーはバナナの束をディディーに渡す。


ディ「ウキァ〜♪ありがとう。ネス達にもあげてこよーっと」


ディディーは嬉しそうに尻尾を振りながらどこかへ走って行った。


ド「まてディディー!あげるのは良いが、ネスにやると捕まって、ホームラン打たれるんじゃ…」


ドンキーが叫んだ直後バットが何かを打つ音が響き渡った。


ド「…………」


ドンキーは頭をかきながら、やはりなと思いながら…バナナを食べていた。





 
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