小説

□バナナ日和
5ページ/5ページ



ド「よかったなフォックス。相棒、蒸されて食われなくて」


フォ「あぁ……本当に……。そのせいでファルコの青い顔がもっと青くなったよ……」


ドンキーは場所を食堂(フォックスを呼びに行った時にフォックスが食堂に居たため)に移し、フォックスと一緒にバナナをほうばっていた。


ド「もう夕暮れか…」


フォ「食堂は景色がいいな…」


ド「壁がないからな…」


食堂はいつも食べ物の取り合いの大乱闘状態のため、サムスがゼロ・レーザーを打ち続けるうちに、食堂の壁はぽっかりと大きな穴が開いていた。

そのため殆ど、外で食べている状態である。


フォ「お前のバナナいつもうまいや…」


ド「そうか………あーあと10本しかない…。300本持って来たのに…」


フォ「300……よっよく食べたな…」


ド「100本はピンクの悪魔と緑の恐竜…肉のせい」

フォ「あぁ…カービィと………ヨッシーだな(緑の肉…?)そりゃあ無くなるわ」


2人がそんな話しをしていると…


「「あっドンキーさんとフォックスさんだー」」


ド「?…おっポポとナナじゃねぇか」


やって来たのは、アイスクライマーのポポとナナだった。


ポナ「「2人共、何をしていたんですか?」」


フォ「バナナ食ってたんだ」


ド「お前らもいるか?あと10本在るし…どうだ?」

ドンキーは言いながらバナナの束をアイスクライマー達に差し出す。


ポナ「「はい、いだだきます!」」


2人は笑顔で頷き、バナナを受け取りすぐに食べ始めた。


ポナ「「美味しぃ〜♪」」


ド「そりゃあ良かった」


4人がバナナをほうばりながら話しをしていると


ピ「あらフォックス、アイスクライマーのお二人さんも」


フォ「やぁピーチ姫。どうしたんだ?」


ピ「パフェを作ったの。皆で食べようと思って」


そう言うピーチの手にはお盆に乗った、美味しそうなバナナチョコパフェが。


ド「あっ…すっかり忘れてた。上手く出来たんだな、パフェ」


ゼ「ええ。ドンキーがバナナをくれたお陰よ」


いつの間にか、ゼルダがピーチの横に立っていた。手にお盆に乗せたパフェを持って。


ゼ「さぁドンキー、約束よ。召し上がれ」


ゼルダは普通のより一回り大きいパフェをドンキーの前においた。


ド「おっ♪美味そうだな〜。あっフォックス、ポポ、ナナもどうだ?」


フォ「え?いいのか?」


ポナ「「良いんですか?」」


プ「プリプリィ〜♪」


プリンが頭におぼんを乗せパフェを持って来ながら、楽しそうに言った。


フォ「何々?「勿論、召し上がれ」かぁ…じゃあ…いただきます」


ポナ「「僕(私)もいただきまぁーす!」」


フォックスは遠慮がちに、アイスクライマー達は元気に答えた。


ゼ「そうね。皆で食べた方が美味しいものね」


ピ「じゃあ、早速いただきましょう!」



ピーチ達は急いで、フォックス達のぶんを用意して皆で楽しくパフェを食べた。


その後、甘い匂いに釣られやって来たカービィとヨッシーからパフェを守る大乱闘に発展したとか、しないとか…





ド「あーパフェもバナナも美味かった。明日もバナナ食べよっと」


マリオ「よく、飽きねぇな」


ド「五月蝿い。約155Cm」


マ「!!!!!!!」







ドンキーのバナナ日和はまだまだ続く。







終わり
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ