小説
□バナナ日和
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ド「よかったなフォックス。相棒、蒸されて食われなくて」
フォ「あぁ……本当に……。そのせいでファルコの青い顔がもっと青くなったよ……」
ドンキーは場所を食堂(フォックスを呼びに行った時にフォックスが食堂に居たため)に移し、フォックスと一緒にバナナをほうばっていた。
ド「もう夕暮れか…」
フォ「食堂は景色がいいな…」
ド「壁がないからな…」
食堂はいつも食べ物の取り合いの大乱闘状態のため、サムスがゼロ・レーザーを打ち続けるうちに、食堂の壁はぽっかりと大きな穴が開いていた。
そのため殆ど、外で食べている状態である。
フォ「お前のバナナいつもうまいや…」
ド「そうか………あーあと10本しかない…。300本持って来たのに…」
フォ「300……よっよく食べたな…」
ド「100本はピンクの悪魔と緑の恐竜…肉のせい」
フォ「あぁ…カービィと………ヨッシーだな(緑の肉…?)そりゃあ無くなるわ」
2人がそんな話しをしていると…
「「あっドンキーさんとフォックスさんだー」」
ド「?…おっポポとナナじゃねぇか」
やって来たのは、アイスクライマーのポポとナナだった。
ポナ「「2人共、何をしていたんですか?」」
フォ「バナナ食ってたんだ」
ド「お前らもいるか?あと10本在るし…どうだ?」
ドンキーは言いながらバナナの束をアイスクライマー達に差し出す。
ポナ「「はい、いだだきます!」」
2人は笑顔で頷き、バナナを受け取りすぐに食べ始めた。
ポナ「「美味しぃ〜♪」」
ド「そりゃあ良かった」
4人がバナナをほうばりながら話しをしていると
ピ「あらフォックス、アイスクライマーのお二人さんも」
フォ「やぁピーチ姫。どうしたんだ?」
ピ「パフェを作ったの。皆で食べようと思って」
そう言うピーチの手にはお盆に乗った、美味しそうなバナナチョコパフェが。
ド「あっ…すっかり忘れてた。上手く出来たんだな、パフェ」
ゼ「ええ。ドンキーがバナナをくれたお陰よ」
いつの間にか、ゼルダがピーチの横に立っていた。手にお盆に乗せたパフェを持って。
ゼ「さぁドンキー、約束よ。召し上がれ」
ゼルダは普通のより一回り大きいパフェをドンキーの前においた。
ド「おっ♪美味そうだな〜。あっフォックス、ポポ、ナナもどうだ?」
フォ「え?いいのか?」
ポナ「「良いんですか?」」
プ「プリプリィ〜♪」
プリンが頭におぼんを乗せパフェを持って来ながら、楽しそうに言った。
フォ「何々?「勿論、召し上がれ」かぁ…じゃあ…いただきます」
ポナ「「僕(私)もいただきまぁーす!」」
フォックスは遠慮がちに、アイスクライマー達は元気に答えた。
ゼ「そうね。皆で食べた方が美味しいものね」
ピ「じゃあ、早速いただきましょう!」
ピーチ達は急いで、フォックス達のぶんを用意して皆で楽しくパフェを食べた。
その後、甘い匂いに釣られやって来たカービィとヨッシーからパフェを守る大乱闘に発展したとか、しないとか…
ド「あーパフェもバナナも美味かった。明日もバナナ食べよっと」
マリオ「よく、飽きねぇな」
ド「五月蝿い。約155Cm」
マ「!!!!!!!」
ドンキーのバナナ日和はまだまだ続く。
終わり