D.Gray-man BL
□愛トハ何カ
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リナリーがドアを閉めたのを確認して、アレンはベットに寝転がった。
さっき廊下ですれ違った少年の事を、ずっと忘れられずにいた。
「神田・・・っていってたよな・・・」
天井を見つめながら、そう呟いてみる。
「神田・・・」
なぜかその名前を呼ぶと、顔が少し熱くなるような気がした。
「い、いやいや!僕男だし。相手も男だし!」
一人ぶつぶつ言いながら枕に顔をうずめた。
―――――――会って話してみたい
そんな気持ちが、アレンの胸を一杯にしていた。
「きょ、教団内の探検って事で・・・うん!」
変にテンションをあげると、勢いよくベットから飛び降り、
ドアの方へ駆けて行った。