君のそばに

□第三話 恋愛感情
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昨日は葉の家に泊まった。
朝目が覚めると、昨日のことは夢だったのではないかと思えた。
しかし泣きはらした目が、雅紀に事実を突き付けていた。
それでも昨日、気付いたことがあった。
『葉が好きだ』
転校してきた時から葉に惹かれていたことに、なぜ今まで気がつかなかったのか。
なぜ今気づいてしまったのか。
「何か力になってあげれないかな…?」
雅紀は少しでも、葉の"夢"を叶えてあげたくなった。
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