カケラを集めて…


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鬼畜ご主人様×純粋召使


「ぁ…ご主人様…」
愛らしい顔を淫らに歪ませながら切ない声をあげるのは、まだまだ新米召使の少年だ。
新米の少年は何か失敗をする度にお仕置をされている。
主人と呼ばれた男は冷たい瞳に目許のほくろが色気を漂わせる端麗な顔に似合わずがっしりとした体付きだった。
「まだイクな」
前を握られて塞き止められた熱が身体中を駆け巡り、慣れない快感に悶える事しか出来ない。
身体に侵入する熱の苦しさに溢れる涙が主人を煽っていることも知らずに少年はもがき苦しんでいた。
「あぁ…ぅあ…痛い…ですぅ」
大して解していない其処は拒絶しているにも関わらず、問答無用で侵入してくる熱に抵抗できない少年は主人を受け入れるしかなかった。
痛みに萎えた少年の自身など気にせず腰を使いだした主人に、すがりつくように無我夢中でしがみついた姿は何ともいじらしかった。
「あぅ…ご、主人…さまぁっ」
唇を重ね舌を絡めると主人の全てを受け止めてしまいたい気になる。
「ずっと…お仕え…いた、します。…どっぅか…僕を捨て、ないで…くだ…ぅあっ」
痛みが快感に変わり始めた頃、健気にも未だ忠誠を誓う少年を捨てる気など微塵もない主人は縛り付けるような言葉を囁いた。








「愛している…」








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