君のそばに

□第三話 恋愛感情
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雅紀に抱き締められて、葉は複雑な心境だった。

『雅紀は、優しすぎる…』

ギュッと抱き返すと、雅紀は頭を撫で、頬を頭に付けるようにした。

愛しさが増し、理性がなくなりそうになる。

雅紀が離れそうになり、今度は葉が雅紀を抱き寄せた。

「葉…!?」

雅紀はすっぽりと腕におさまった。

首筋に顔をうずめる。

『このまま…』

そんな欲求に駆られた…。
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