一つの流星

□生徒会の一存第一話
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「世の中がつまらないんじゃないの。貴方がつまらない人間になったのよ!」

会長が言った。

世の中、なんだかんだ言って『初めて』ほど楽しいことはない。

初めての恋愛

初めての親友

初めての非行

初めての成功

初めての…………エロゲ?

まあなんにせよ、いつだって思い返すと思う

「昔は楽しかった」






生徒会室で、このような会話が広げられている中



陽菜は生徒会室に向かって歩いていた

(ヤバい………大分遅れたなぁ。)


そして生徒会室に近づくと

「ヤキモチじゃねーって!」

深夏の声が聞こえた。


(はぁ、またキーちゃんが何か言ったのかな?)


そう思いながら扉を開ける
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