龍 神 の 詩 −暗鬼編−

羽根の姫 - 作品紹介
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1 羽 根 の 姫 <完結済>
   −ハネノヒメ−


 物 語


 長年、争いが絶えない二つの国。


「憎い小国の主を殺せ――」


 闇色の青年は、北の小国――中州に降り立った。

 特別な感情はない。自分が生きるために、殺す。それだけだ。


 そんな彼が見たのは、小さいながらも暖かな国。

「じゃあ、ここに住めばいいじゃん」

 無条件に彼を受け入れようとする少女。


 特別な感情はなかったはずだ。

 しかし、孤独だった若き暗殺者の心は、揺れ動く――。



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更新開始:2009.11
最終更新:2011.03.06

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