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□エクスタシー
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それから、俺は彼に内緒で所詮、SMグッズを集めた


一つ一つ手にとっては彼でしたらどんな感じなんだろうとゾクゾクしていた


「ある?」


ガチャと開いた扉


一番会いたくて今一番会いたくない人だ


「って こんなとこに居たのかよ…ん?なんだそれ」

「ぁ、…あぁぁあ!見ちゃダメなんだぞ!!開発の真っ只中なんだぞ!」

「開発…?なんか作ってんのか?」

「うん!だから見ちゃダメなんだぞ」

「そっかぁ…偉いなアルフレッドは」


ヨシヨシと撫でられた頭に少しだけ罪悪感


でも、俺の視線は細い身体や白い肌に向けられた


あぁ…なんて綺麗なんだろう


汚したい、綺麗な肌に紅い傷跡を残したい


貧弱な体には紐を巻き付けて


いつもピンッと伸ばしている背中に蝋を…


あぁゾクゾクする


「アル?どうした」

「え…いや、何でもないよ」

「ふぅん…飯が出来たら呼びに来るから開発でも進めとけよ」

「あ、いいよ…まだまだだし、アーサーのてつだいするんだぞ」

「お…おう?」


彼の背中を押しながら俺はニコッと笑った
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