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□拍手1
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俺だって精一杯なんだ


アルフレッドとつきあい初めてもうすぐ2年


何だかんだで付き合ってきたわけで


今日はその2年記念日のはず


だった


「バーカバーカアルのバーカ」


俺がひねくれている理由


そう、昨日アルフレッドとケンカした俺はいじけて部屋に逃げ帰ったのだ


「…………なんで俺やねん…帰りたいわ」


背中合わせにちょうどいい相談相手を起きながら


「だってよ…アルのやつ…付き合うのも疲れたって言った!お前も愛しの子分に言われたら絶対泣くぞ」

「毎日言われとるし…うーん」


アントーニョは表面上は仲が悪いが まぁ一応兄的な存在なのでよく連れ出しては相談に乗ってもらっている


この軽い所がいいのだ


そこだけが奴の得点だと思う


「あのさ、…今日記念日なんだよ」

「へーそうなん?」

「…一泡吹かしてやりたいわけ」

「ふぅんがんばってなぁ」

「だからさ」


手伝えとアントーニョの背中にピトッと這わせた


手じゃなく銃を


「…ほんま…はよ帰りたいわ…」


続く
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