どんな華が
お好みですか?
小さく可憐な、
霞草の庭
芝桜の庭
大きく明るい、
向日葵の庭
特別な香りの、
月下美人の庭
美しさを讃えられる、
紅葉の庭
華を愛でる姫君は
手折った華に
口付ける
そうして無邪気に
笑うのです
華の涙には
気付かない、まま。
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