ボカロ

□世界一大好きだよ
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「リンね レンのこと世界で一番で大好きなんだよ」

いつものようににこやかに君はそういったね。
でもその気持ちはかわってるでしょ?
あの小さかった時の君はどこにいるんですか?


―世界一大好きだよ―


「レーンー はやくおきなよ〜
 学校遅刻しちゃうんだからね!!」

「あと5分・・・いや、10分」

「ダメだーよー」

あぁ、変な夢見たせいで起きる気がしない

「レンー はやくおきてってば!!
 クオチャンと一緒に学校行けないじゃん〜」

またあいつの名前かよ

「じゃあ リンさきにいけば?
 いつもいつもクオちゃん、クオちゃんって・・・
 俺とじゃなくて今日から毎日あいつと一緒にいけばいいだろ」

すこし意地悪を言った
だってリンは絶対にミクオじゃなくて俺を選ぶから。

「えっ・・・
 なにいってんの?
 リンはレンとも一緒に学校行きたいんだよ・・・
 クオちゃんとも行きたいけど」

「ふーん」

そっけなく返事をするとリンは困っていた

「ふーんっじゃなくてはやく着替えて学校行こうよ」

「やだ。
 でも・・・
 リンが俺にキスしてくれたら起きて学校いってあげてもいいよ?」

「ちょっ、レンなに言ってるの//
 出来るわけないでしょ・・・」

「なんで? 
 昔 俺の事が世界で一番好きって言ってたじゃん? 
 出来るでしょ??」

「なんで今その話を出すの・・?
 それにそれはもう何年も前の話でしょ///!!」

何年もって・・・
それじゃあ今は違うわけ?
ねぇ、リン・・・
違うの?
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