駄文

□屋台で…
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「…銀さん飲み過ぎだよ、もう止めときなって……」

「いいんです〜、今日パチンコで久々に貯金引き出せたんだから!気分いいの!!
それよりオヤジッ!!!ちゃんと俺の話聞いてる!?」

「はいはい、聞いてますよ…
銀さんに想い人が居るってのにもビックリしたけどねぇ〜」

「なんだよっ…マダオのくせにとか思ってる!?
残念でしたぁ〜マダオでも恋するんですぅ」

「そんな事思ってないよ!!!
…………寧ろ落ち込む輩がたくさん居るだろうなと………ボソッ」

「んぁ?何か言ったぁ!?」

「いやいや!こっちの話っ!!
……あっ!いらっしゃい!!」

「!!?」


「……おう
ちっ、万事屋がいんのかよ…」

「いちゃ悪いんですかぁ?」

「まぁまぁ、それより土方さん今日はいつもより遅いね」

「あぁ、今日はちょっと立て込んでな…とりあえず、いつもの」

「はいよっ!
そーだ!土方さん!!銀さんの話聞いてやってよっ!!」

「えっ、ちょっ!!オヤジッ!!?」

「?何だよ」

「それがね、銀さんに想い人が居るらしいんだけど…「いや、ちょっとっ!」っ何だい銀さん、ちゃんと説明するから静かにしてなぃ」

「〜〜〜〜!!!」

「…それで?」

「そう!この銀さんが片思いらしいんだっ!!」

「「………」」

「その相手は良く顔を突き合わせば喧嘩になって、目つきが悪くて瞳孔開きっぱなしで、マヨラーでニコチン中毒のヘビースモーカーらしいよ…」

「!!!?」

「……………」

「でも、年下なのに信念を持った尊敬できる人なんだって…
何か凄い女性だよねぇ〜
まぁ、後は続き聞いてあげてよ!!
…て、あれ?2人共顔赤くないかい?」

「………オヤジ、早く酒っ!!」

「ああ、直ぐいつもの用意するなっ!!」


「……………おい」

「…んだよっ!!」

「一杯飲んだら直ぐ出るぞ…」

「………………」



end
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