壱
□無題/銀+神
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布団が二つ並んでいる。暑苦しくて眠れないというが、そりゃお前が熱あるからだろ。ってこと。
風邪移っちまったら、どうしてくれんだよ。と、ブツブツいいながら隣に眠る。
「銀ちゃん」
「んだよ」
「手」
熱にうなされながらも、神楽が伸ばしてきた手を掴むと、神楽が一言。
「銀ちゃんの手、死人みたいに冷たいアル」
うっせ。
「早く寝ろ」
2010/4/3
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