銀×土

□糖分
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ある冬のお昼のこと。

風は冷たいものも、太陽の光は暖かく、陽なたに入れば冬であることを忘れてりまいそうだ。

そんな江戸を早歩きで抜けていく男。
―真選組・副長の土方 十四郎―
いつもの堅苦しい制服でなく、私服であろう着流しを着ている。

「オィ?」

急ぐ土方の肩をたたいたのは…

「銀…」

銀時だ。

「なぁに、急いでるワケ?…そんなに俺に合いたかった?」

銀時の軽いからかいに、土方は顔を真っ赤にして抵抗した。

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