†捧げ物†

□シェイプアップ週間
2ページ/6ページ






プニッ。










………………マズい…かもしれない。







かつては無かった肉の柔らかさが否応無く感じ取れ、額に嫌な汗が伝わる。
こんな腹では女性にモテる男にはなれない。



「……コンさん、頼みがあるんだけど……」
















『Hey! Good job! one more please!1234…』
「何やってんだい?孫市」
自慢の金髪から水滴を拭いながら一生懸命何かに打ち込む孫市を見て慶次は首を傾げた。
当の孫市本人はというとTVのトレーナーに合わせて腰を捻っている。
思わず腰に釘付けになりながら慶次は冷蔵庫から冷えた麦酒を取り出した。



ゴクッ、ゴクッ、と慶次の喉が鳴る度に孫市は誘惑に負けそうになるが、此所はグッと堪えてエクササイズに専念する。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ