ソレイユの悲劇

□第六話
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吐き気がする。
胃袋の中身がでるような、そんなのではない。

吐き出しても吐き出しきれない今までのことがヘドロになってでてきそうだ。
そのうち、精神ごと身体から出てしまう。



これは魔術なんかじゃない。
正真正銘の――魔法だ。




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