咎狗の処刑人

□咎狗の処刑人
6ページ/8ページ


俺の仲間を知りたいか?






ドアが乱暴にあく

こんな風にドアを開ける奴は1人しかいない



「・・ゴクッ」


(俺がいることがばれたら、面倒くさくなるしな…)



「処刑人だ・・・」



「どうして処刑人が」



「死んだ奴がいるから・・・」



「でも,来るのが早すぎる・・・」



ヒソヒソとイグラ参加者は話合いをはじめた



グンジ「生ゴミ回収〜ドレだぁあ?」



マスター「これよ!もう!邪魔だから
さっさと持って行ってちょうだいっ!!」



グンジ「ジジィ〜!俺がポチタン持ってるんだから〜生ゴミもてよ〜!!」



キリヲ「あぁん?ちぃっ
あーもぅわかぁったよ!
相変わらずヒヨはうるせーなぁ
それにポチじゃなくてネコだろうが・・・」



狗・・・



アルビトロの気に入っている作品の一つで、
いつもアルビトロの隣にいるが時々処刑人と一緒に見回りをしている

タグにはニオイ加工がしてあって狗は特殊なニオイを嗅ぎ分けられる



(狗がいるんだったら、俺にグンジが気付くじゃねぇか…ι)


チャリン チャクッ ジャリン
 


グンジ「あぁぁ〜!ポチたんどこ行くの〜!?」



クンクン



狗はいつのまにか、俺の隣に来ていて俺の匂いに気付いて・・・擦り寄ってきた


俺のいまの格好は、黒いパーカーを深くかぶって前髪で顔は見えない


俺の事を羅鬼と理解できる奴はすくない。



(俺だとばれませんように…ι)




グンジ「ギャハッ!!そいつ,違反者ァ〜♪ジジィ俺が掃除する〜♪」




「ッチッ」
(なんでこんな事にι)




キリヲ「…ヒヨッコが。さっさとしろよ。」



グンジ「ネコちゃぁ〜ん
良い声で鳴いてぇねーーーー
アドレナリンたりないからさぁ〜〜(笑)!」



「断る」




グンジ「ギャハッ!!♪気に入った〜反発するなんてぇ羅鬼くらいしかいないからさッツ」



グンジはナックルを俺に振り降ろした
それを俺は脇からだしたナイフで防ぐ



キィイーーン



金属独特の音が聞こえる


「…(メンドクサーイ)」



グンジ「ぁあ?ネコちゃぁ〜ん。俺の攻〜撃受けとめたぁ〜♪
ギャハハッ!」


そういいまた俺にナックルを振り下ろしてくる


それを避けてグンジの後ろ回って、グンジの首に腕を回す。



グンジ「ぁあ…?
なにすんだテメェー!?」



バタバタと暴れるグンジは子供のようで可愛い…



「可愛い(笑)」



グンジ「は…?」


あ、この顔面白い…(笑)



「あはははっ(笑)
俺だよ!俺(*^_^*)羅鬼だよ」



グンジ「羅鬼?何でここにいんの?」



と言いナックルをおろった。



「別に?ご飯食べてただけ」




グンジ「じゃ〜さぁー一緒に城帰ろぉー」



「いやいや…。
まだ現在進行形で食事中だからね」



(アイツ処刑人と普通に話してる…)



(何者だ・・・ι)



(あいつにも気をつけないと・・・ι)



グンジ「いいじゃんいいじゃん!
城でビトロにつくって貰えば!」



「いやなのー。
あんな変態の飯なんて食いたくないし」

心の中で全員が同意したのは言うまでもない…

キリヲ「ヒヨ帰るぞ」

ドカッ

グンジの頭にミツコさん激突☆



グンジ「いってぇえ〜ッなにすんだジジ!
羅鬼も一緒にかえんだよ!」



キリヲ「うっせぇなーヒヨはぁ
羅鬼は帰らねぇってゆうてんだろうが!」

「さっすが☆キリヲ
物分かりいいねぇ〜〜
こういうとこ兄貴も見習わないとなー(笑)」



グンジ「うるせー!!」



「「うるせぇーのは兄貴(ピヨ)だ」」






→女の子だよね?
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ