咎狗の処刑人

□咎狗の処刑人
4ページ/8ページ



…誰なんだ?







これはアキラにあう、半年前位のお話…。




今日のトシマは快晴で、キレイな青空が広がっている。
そんな気持ちのイイ日にも殺人ゲームイグラは開催されていて、
ビルの路地裏から、頭に響く叫び声が響いていた・・・。


「ぐぅあぁああああああぁぁぁ!!!!!」





「はぁ…せっかく空見て
くつろいでたのにさ…。」






それにしても珍しい。
こんなにキレイに空が晴れるのも、こんなに自分から進んで、
掃除に行こうかと思うのも…。
何だか、イヤな様な嬉しいようなモヤモヤした気分になる…。



(さっさと掃除して城で狗とあそぼーと。)





「た、助けてくれっっ!
ほらなっ、タグなら全部渡すからさっ!?
い、い命だけは助けてくr「うるさい…」ぐぁぅ…」



「はぁ…また全部ブタかよ…」






パチパチっ!





「おーみごとー(笑)」









「な!何だよ…誰なんだよテメェ…!?」



リンsind
今日も普通にイグラでタグ狩りしてたら
後ろから声をかけられた・・・。
振り返ってみたら、懐かしい顔だった…すごく羅鬼に似ている…。
でも、あんなに小心者の羅鬼が一人でこんなとこ来れるわけない……。
他人の空似ってやつか・・・。



「え?人にものを尋ねるときはまず、
自分からって言葉知らないの!?」



「…リン…」



「(…リン…やっぱりあの時と全然変わってない)
リンか!よろしく(笑)^^
俺は羅鬼ってゆうんだ〜」


羅鬼!?
いや…そんなはずないよ…
羅鬼だったら話しかけてくるはずないしさ・・・。
性格が全然違うし…顔もなんか…。


「…ま、いっか」



「え?何が?何が?」



「ていうか、着いてこないでよ…。
それより何しに此処に来たんだ?」



「あぁ!忘れてたわ…笑
これこれ、この生ゴミの回収!★」



「はぁぁあ?
じゃぁ、あんた処刑人なわけ?」



「うん(*^_^*)」



「うん(*^_^*)じゃないよ!うんじゃ!
…はぁ、それよりさ…。
あんた俺と会ったことある?初対面?」



「え?うん、そうだけど…?…?」



「それならいいや!笑
俺と闘ってよ!」



「うん(笑)って
なんで?そうなるわけ…(呆)」



「なんでって戦いたいから!
あんたの実力を見たいから…。
おれは誰にも負けるわけにはいけないんだ」



「…それなら俺より、他の参加者達と闘ったほうが良くない?
俺イグラやってないしさ〜」



「・・・・(ムッスー)」



「…プ(笑)」



「何笑ってんのさ…怒」



「かわいいなと思ってs…」



「…殺すよ?」



「ちょっ!?目がマジだって;;
ごめんなさいっっ(>_<)汗
調子乗りすぎました…泣」



「うるさい」





バキッ





羅鬼死亡←え






→使う?
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ