小説の小箱(テニス)

□君が好き
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「お〜〜い! マァムシィ〜〜〜〜!」

・・・・・・・んだよ。

君が好き

「あのさー、えーっと・・・・・・あ、そうだ物理の教科書貸してくれよ」
「何で俺なんだよ」
「そりゃおめえ・・・・・・・・・・」
「・・・んだよ、モモシロ」
「いや、なんでもねえっ!! とにかく・・・・・・貸してくれねえ?」
「―――ッたく・・・・・・・・・ほらよ」
「おおおっ!! サンキュー!! じゃあなっ! マムシ!!」
「マムシって呼ぶな・・・・・・」


何なんだアイツは。
と、思ったけれどチャイムが鳴ったので俺は次の授業―――数学の用意をした。



「んあ〜〜〜っ!!! 終わった〜〜〜!!」
クラスの奴らが騒いでる。
そりゃああの数学じゃあな。
次は英語。俺の得意科目だ。



終わった。
次は物理―――――ん?
アイツにまだ教科書返してもらってねえや・・・・・・・・・
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