short

□めくるめく
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銀ちゃんの馬鹿

後悔したって知らないんだから



 めくるめく



「いつまでもガキだと思ってんじゃないネ。」

「・・・神楽」

銀ちゃんの着流しのえりを掴んでそう言うと、グイッと自分の方に引っ張った。
少し銀ちゃんが力を入れたのが分かったけど
夜兎の力に敵うもんか。


しみついた酒の匂いと女の香り
うつろな目と首の痕

あなたが今まで何をしていたか、知らないとでも思ってた?

この想いを、私に与えたのは貴方の方なのに
臆病な貴方は自分から先に進もうとしない

そうやってズルイ大人はいくつも逃げ道があるからいいけど

無知な子供は健気に貴方の帰りを待つしかないの。

いっその事 他の人の所に行けたら良いけれど、
残念な事に、気持ちを簡単に持ち運べるほど器用でもないの。


銀ちゃんの馬鹿

後悔しても知らないんだから

銀ちゃんに今の関係を壊す勇気が無いのなら


私自ら動くのは、
仕方の無い事でしょう?


「銀ちゃん・・・大好き」

「か・・・」

何か言いかけてた口をぎこちなく自分のそれで塞ぐ。

悪いけど、もう後手に回るつもりはないの。

だから覚悟してネ?

これから二人で

  めくるめく夜を





初の神銀でござい
この話は2〜3年後の話だと思って下さい。
銀さんは神楽ちゃんの事好きすぎて、手が出せなくて、夜の街に出掛けちゃうみたいな。
んで神楽ちゃんはそんな銀さんの態度に我慢の限界みたいなv(←誤解されそーな表現)
ヘタレ銀さん萌えvvv
神→銀も良いけど、やっぱりトミーは銀→神の方が好きです!!(聞いてないよ)
銀さんにはガンガン攻めてもらいたいです:-)





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