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□4月1日
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期間限定フリーsss
※既にフリーは終了しております。お持ち帰りはご遠慮下さい。
「私、銀ちゃんのこと嫌いアル」
何の前触れもなく発せられた言葉に銀時は読んでいたジャンプから目線を上げた
「・・・何。突然 反抗期?」
「ちげーヨ。とにかく私は銀ちゃんが嫌いネ。」
喧嘩を売っているのか
淡々と口に出すその言葉に大人げないが苛ついた
「あーはいはい、そうですか。嫌いなら向こう行っとけ」
冷たく言い放つとまた目線を手元に戻しページをめくる
「・・・本当に嫌いネ」
そう言って踵を返し事務所を出て行く神楽
その背を黙って見送る
「何だアイツ・・・」
意味が判らない銀時は不機嫌からか溜息をつくと何気なくカレンダーを見た
「あ。」
その瞬間 彼女の言葉の真意がわかって思わず笑みがこぼれた
素直じゃないにもほどがある
「・・・俺も大嫌いだよ」
誰も居ない部屋で一人ポツリと呟いた自分も大概 素直じゃない
4月1日
言葉が嘘になる日
こんな時じゃないと素直になれない神楽ちゃんを書きたくて・・・失敗☆(←開き直った)
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