麻雀物語
麻雀にハマった俺は、本を読んだりネット麻雀を始めたりどっぷり浸かっていった。
そんなとき福田の中学時代の同級生、長谷部、春日と知り合うことになる。
毎週土曜日の深夜、長谷部の祖母が亡くなり空き家となった家で麻雀をした。
ほこりがたまり、時計も止まり、暖房もない部屋でコタツを囲みただただ打った。
俺はといえば、まだまだ素人だったせいか勝ったり負けたり…半々だったように思う。
冬の寒い夜、空き家に着く前にコンビニでカップラーメンとジュースを買っていった思い出。
明け方に終了し、外に出るとまだ真っ暗で自転車を漕いでいるうちに夜が明けていく…
思い出すのはそんな記憶ばかり。