05/08の日記

03:16
以前もお邪魔した〜の方
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こんにちは、管理人の桐風です。
まずはお返事が遅れてしまってすみませんでした。その分しっかり、お返事させて頂こうと思います。

わたしは、エースが好きです。
白ひげ海賊団も麦わらの一味も、みんなが好きです。

そして同じくらいに、赤犬さんが好きです。
海軍が、CP9のみんなが好きです。

どちらかの側を好きになったら、どちらかの側は嫌いにならなければならない。そんなはずはないと思うのです。

お気持ちはよく解ります。
わたしも、エース達の死に関与したティーチと赤犬を真っさらな気持ちでみる事はできません。

白ひげ海賊団サイドの話を書く者として、うちの子の気持ちを書いているとどうしても憎い気持ちは出てきます。その子に感情移入をしているからです。


でも殺したいかと考えると、それはまた別の話です。

前回のお返事の時も書きましたが、赤犬さんにも、エースと同じように仲間がいます。家族がいます。
赤犬さんがもしも亡くなったら、悲しむ人はたくさんいるのです。赤犬さんも1人の人間です。
彼の正義は確かに行きすぎていますが、それが彼なのです。


エースは、「逃げない」ことが信条でした。
エースはどんな時でも勇敢に立ち向かっていっていました。自分が海賊王の息子である事実からも逃げなかった。

エースがあの時赤犬の言葉を聞き流して、どんなに悔しくてもその場から逃げていれば、展開は違っていたはずです。

でもあそこでそうしてしまっていたら、そんな彼は、もうエースじゃない。

エースは「人生に悔いは残さない」と言いました。
「後悔してない」と呟き、うそだと言ったルフィにうそじゃないと返しました。エースは自分の信念を貫き通したから、後悔をしていない。

すごくすごく辛いことですが、もしもエースがあの場を走り去っていたとして、きっとエースはそのことを一生後悔したと思うのです。

オヤジの誇りを背負っていて。
自分を助けにきてくれたオヤジを置いていかなければならない状況で、あの言葉を聞かなかったことにしたなんて。

だからエースは振り返って、立ち向かった。逃げなかった。


赤犬さんもエースと同じ。
自分の信念を貫いているのです。

「海賊」という「悪」を許せない。それが赤犬さんです。

わたしは白ひげ海賊団のみんなの事を「悪」とは思っていません。それでも、世間は違います。
海賊は恐怖の象徴。海軍は正義です。

だからこその、あの表現なのです。変えることはできません。赤犬さんのやったことは、世間からみて「大きな功績」なのです。
白ひげ海賊団の側から書いたお話だとあの表現は使えまえんでした。わたし自身も辛いからです。


そしてわたしは、正義を貫く赤犬さんのことが好きです。きっとこれからも赤犬さんの話を書いていきます。

そして、エースの話も、ずっとずっと書いていきます。エースの隣で笑っているお話も、エースたちがいなくなってしまった後のお話も。エースの事なら全部書いていきたいです。

決してエースのことが嫌いなわけじゃない。
もしこれからもわたしの書くお話を読んでいただけるのなら、どうかそれだけは解ってほしいのです。

決して、死んでほしかった訳じゃない。
生きていてほしかった。もっともっと、今より更に幸せになってほしかった。エースのことが大好きです。

そんな気持ちをたくさんこめながら、小説を書いています。どうかあなたに伝わりますように。


長くなってしまってすみません。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

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