重なり合った世界
□HAPPY HALLOWEEN!?
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ネロ・ヴァイス
「ネロ!ハッピーハロウィン!お菓子ちょうだい!」
「主人公、以前からあれほど言っているでしょう。僕たちはツヴィエート、神羅の闇です。
そういう浮ついた事は……」
「えー、だってハロウィンだよ!1年に1回しかないんだよ?」
「そうですね、クリスマスもバレンタインも1年に1度です。あきらめて大人しく持ち場に戻りなさい」
「だって戻ってもつまんないし…」
「シェルクはあなたより年下なのにきちんと自分の立場を弁えていますよ?少しは見習ったらどうです」
「シェルクだって年頃の女の子なんだしハロウィンやりたいに決まってるって!」
「主人公、いい加減に…」
「おい、2人とも何やってるんだ」
「あ、兄さん!ちょうど良い、少し主人公に……って…」
「そんな所で油売ってる暇があったら早く仮装しろ!今日はハロウィンだぞ!!?解ってるのかお前ら!!」
「に、兄さーーーん!!!!」
「筋肉むっきむきなのに可憐な魔女っ子の仮装…!さ、さすが<純白の帝王>だわ……!!!負けた!!」
(兄さんはきっと行事大好きだと思います。そしてセシルとネロがブラコン繋がりだという事に今気付きました。)