承った宝

□リュックの災難日
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マカラーニャの森でチョウ探しに苦戦していたユウナとそのガード達。

いつの間にか夜も更けてしまい、仕方なく一行は今夜一晩を野宿することになった。とー、

「主人公〜!!」

「リュック、どうしたの??」

野営の準備の為、枝拾いをしていた主人公の元にリュックが嬉しそうに駆け寄ってきた。

「おめでとう!!」

「??」

いきなりお祝いの言葉を告げられてどうしたら良いのか返答に困る主人公。

「そんな主人公に、なんと私から素敵なプレゼントをあげたいと思いま〜す!!」

そんな主人公の気持ちとは裏腹にリュックは構わず続けた。

「プレゼント??」

いくら年を重ねてもプレゼントとは嬉しいもの。

主人公は何のお祝いかはひとまず置いておくことにして、今はプレゼントという言葉に目を輝かせたー。
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