夢路

□間奏
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あなたを守りたいと思うたび

私は私を許せなくなる

弱い自分を殺したくなる



首を絞める手を緩めたのは

あなたは見向きもせず

走り出してしまったから


それが、なんか悔しくて

今日も私は死んでない



これ以上何も望まないくらい

素晴らしい時が訪れたら

明日がカラになることが

怖くなるから

今のまま、今のまま

ただ

今のままで

君だけいればいい


昨日に置いてかれた僕を

見つけ出してくれた

君だけいればいい



君と出逢った、その日が

僕の本当の始まりだったから。
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