短編
□もしも準太が…
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◎準太が腐男子だったら?
利準Ver
「準さんっ!何読んでるの?」
「ん〜?これ?」
「うんっ。小説…かなぁ?」
「うん。…読んでみるか?ほれ」
「どんな小説…。…っ…!?じっ…準さんっ…コレってさぁ…」
「ど?一瞬読んでみて」
「いやいや準さん!!この小説ヤバいって!!コレ…」
「―BLっつぅんだよソレ。男同士の恋愛もの」
「男同士!?」
「面白いぜ結構?」
「ぅえぇ!?うそぉ!!」
「嘘じゃねぇって。貸してやるから、一回読んでみれば?それオススメ」
「え〜…準さん、変だよ!」
「(ムカ)何がだよ」
「だって同性愛だよ!?しかも男!!キリスト教じゃ禁忌だし、準さん自分も男なのに嫌だって思わないの!?」
「別にキリスト教がどうこうなんて興味ねぇし。嫌だなんて思わねえよ、好きで読んでんだし」
「でもさぁっ!!」
(ブチッ)
「っうるせぇ利央のクセに!!」
「オレのクセに!?」
「いいじゃねぇかオレが好きで読んでんだしよ!!同性愛っつってもコレ二次元モノだし!!」
「二次元でも結局…」
「面白いモンは面白いんだよ!!別に嫌いじゃねぇし好きだしっ!!オレの趣味だしっ、オレの勝手だろっ!!」
「(凄いキレようだ…)ちょっ…準さん落ち着いて…」
「利央だって…利央だって…」
「ぅん?」
「っっ!!!オレの事、好きなクセにっっ!!!」
「っっっ!!??」
「お前っ!!人の事言えねぇだろ!!オレってゆぅ男が好きなのに!!」
「っっ!!?なんっ…それ誰から聞いて…!!」
「慎吾さん!!」
「慎吾さんっ!!!?」
「お前…よくそれでキリスト教がどうこうなんて…!!」
「〜〜!!(あ〜凄い恥ずかしいっ!!!)」
「っ……」
「…準さん…?」
「…オレも好きだよ、利央」
「っっ…!?」
「…はぁっ、あ〜疲れた」
何故か最後は甘。
腐男子関係なかった;;
早テンポのバタバタ展開(笑)
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