□始まりは…
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「俺の龍になにするんだ!ったく、大丈夫か?龍」

天使の微笑み。 同じ兄弟でどうしてこうも違うのか……

「うん。大丈夫。大丈夫なんだけど、この手はなんでしょう?」


10p以上高い位置にある顔を見ながら指摘。


兄ちゃんの手は何故か俺の腰に回されている。

「っ!!はぁ…龍、俺以外にそんな顔するなよ」

そんな顔と言われましても
「え?そんなに見苦しい顔だった?」

そらね、兄ちゃんみたいに格好よくはないケド、それはヒドいんでねーの?



「いや。そうじゃなくて」「鷹王(タカオミ)!!!!!テメェこそ龍ちゃんを離せや!!!!!!」


親父復活………
つか、ごめん。素で忘れてた………



「あぁ?俺に命令すんじゃねぇよ!」


いや腐ってもソイツは親だから・・・

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