□始まりは…
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ふぅ。
「失礼します。龍飛です」
一応礼儀として挨拶、
バァ―――――――ン!!!
「龍ちゃぁ―――――ん♪♪」
飛び出て来る親父を寸前で避ける。
「あっ」
ドガッ!ダダダダッ!!!
「何の用だよ親父」
庭にダイブした親父を見下ろして聞いてみる。
「たた、もー龍ちゃんったら恥ずかしがってvV」
「用事は」
「そんな龍ちゃんも可愛い♪♪」
だめだ話が噛み合わない………
親父は俺の言葉は一切シカトで抱き締めてくる。
抱き締められるのは嫌いじゃないケドさ………
諦めて親父の成すがままになっていたら、
ドガッ!!
「龍を離せ変態」
お…お兄様;;;
お願いですから後ろの黒いモノをしまって下さい!!(泣)