BLEACH
□暑いのは君のせい
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「匂いなんて気にならないがネ」
「マユリは気にならなくても私が気になるの」
マユリは顔を近づけたまま、私の服に手をかけた。やばい。そろそろ本気で止めないと。
「ちょ、やだって。マユリ」
「いいじゃないか。名無しさんの匂いとやらが気になるんだよ」
「とんだ変態じゃん」
マユリ上目で私を見た後ニヤリと笑った。
「生意気な口を聞く余裕があるのだから、続けても構わないな」
「あ。うそうそ。マユリ待って。本当に待ってって…マユリ!」
その後結局。マユリが止まることはなく。汗ばんだ体が更に汗をかく羽目になったのだった。