記憶のカケラ
□5話
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そしてお昼の時間になり、皆でお弁当を食べる。
今日は豊里君も一緒に食べる事になった。
快斗君「じゃあ食べますか!」
『いただきます』
金川「え!貴幸君のお弁当美味しそう!」
『そう?』
柴田「確かに!彩りも綺麗で美味しそう!」
『そう言ってくれると作った甲斐があるかな』
健太「え!これ、貴幸が作ったの?」
『そうだよ、早起きする事が多いから自分で作ったりしてる』
賀喜「凄い...」
豊里君の新たな一面を見た。
こうやって1つ1つ知っていければ、もっと仲良くなるのかな...
そして昼休みに入り、私達はリレーの順番を決める。
快斗「じゃあこの順番でいくか!」
健太「そうだね!」
リレーは毎回男女混合で走る。
その為、男子は2.4.6番目、女子は1.3.5番目の順番になる。
走る順番が1番やんちゃん、2番健太君、3番ゆんちゃん、4番快斗君、5番私、6番豊里君。
アンカーって言う凄いプレッシャーを豊里君任せてしまって大丈夫かなって思うけど、本人は...
『大丈夫だよ、アンカーで走ったりした事あるから任せて』
そう言ってくれた。
それなら任せちゃっても良いかな。
でも、私が豊里君にバトンを繋げないといけないから、そこのプレッシャーもあるから少し不安かな...
昼休みも終わり、何事もなく5時間目も終わった。
放課後、いつも通り私達は部活、豊里君は今日から委員会と別行動に。
豊里君と一緒に帰れれば良いんだけどな...
賀喜side... out...