記憶のカケラ

□2話
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1時間目の授業が終わり、いつのもメンバーが私達の席に集まった。























快斗「いやー設楽先生の授業は難しいぜ!」


健太「そうか?快斗が単純に馬鹿なだけだろw」


快斗「あん!?んな事ねぇよ!なぁ柚菜?」


柴田「私もそこまで難しいなって感じはしなかったよ?」


快斗「嘘だろ!?じゃあ沙耶は!?」


金川「難しすぎて何言ってるかさっぱり分かんなかった!」


快斗「だよな!貴幸はどうだった?」


『ん?設楽先生の授業分かりやすくて良かったと思うよ』


健太「貴幸君は頭が良いの?」


『どうだろ?少なくとも快斗よりは全然勉強出来るよ』


快斗「くっ...悔しいがその通りだ...」

























豊里君が笑ってる...

こんな表情もするんだ。

朝の寂しそうな顔を見ると、表情豊かな人なのかな。



























『ん?賀喜さん?どうかしたの?』


賀喜「え!?あ、何でもない...あ、答え教えてくれてありがとう...」


『あ、ううん、どういたしまして』


金川「さっきの問題の答え、カッキー解ってなかったの?」


賀喜「あ、うん...まぁねw」


快斗「ほらー!やっぱり難しかったよな!?」
























豊里君を見てて問題が解らなかったなんて言えない...
































そして、あっという間に授業が終わり、気が付けばお昼の時間に。

またまたいつものメンバーで集まってご飯を食べるのが日課の様な物。

























『あ、ごめん快斗、購買って何処かな?』


快斗「あー、職員室の隣に購買室があるよ!」


『なるほど、なら場所は分かるや、ありがとう』


快斗「飯一緒に食うか?」


『そうしたいのは山々なんだけど、今は1人で食べたい気分かな。
ちょっと1人になりたいし』


快斗「そうか...分かった!何かあれば言えよ?」


『ありがとう、いつも助かるよ』

























快斗「お待たせ!」


健太「お、来た来た!じゃあ食べますか!」


金川「ちょっと待って!貴幸君は?」


快斗「あー、アイツは購買行ったよ!
1人で食べたいって言って屋上行ったよ」


柴田「そうなんだ!じゃあ私達だけで食べよ!」






















1人で食べたいってどう言う事なんだろう...

ちょっと気になる...
























賀喜side out...
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