記憶のカケラ

□5話
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設楽先生に話をしてから教室へと向かった。

丁度良い時間だった為既に皆がいた。




















金川「おはよう!貴幸君!」


健太「おはよう!」


『おはよう』


快斗「あれ、随分と遅かったな、先に行くって言ってたのに」


『あぁうん、ちょっと職員室に行ってて』


柴田「職員室?」


『うん、委員会の事でちょっとね』


賀喜「委員会入るの?」


『うん、部活には入らないから代わりに委員会に入ろうって思って』


快斗「なるほどな、で、何の委員会に入ったんだ?」


『図書委員に入ったよ』


賀喜「図書委員?」


柴田「図書委員って確か隣のクラスの遠藤さんが1人でやってた委員会だよね?」


『そうだよ、昨日図書室に居て同じ本好きで仲良くなったから話聞いたら1人でやってるって言ってて』


『1人じゃ大変だろうなって思って僕も入る事にしたんだ』


金川「そうなんだ!」


『うん、図書委員は中学でもやってたし、ノンビリ出来るから良いかなって』


快斗「まぁそれが良い、また入ったんだな」


『うん、だから皆と帰れる時間が少なくなると思う』


快斗「気にすんな、俺らもバスケ部で時間が少し長かったりするから」


健太「そうだね、だから気にしなくても大丈夫だよ!」


『ありがとう』






























自分の席に着いて皆と話をした。

まだ仲良いかって言われるとアレだけど、ちょっと信用しても良いのかなって思う。


































設楽先生「はいおはよ〜!皆席着け〜」


























先生の号令で騒がしかった教室が静かになる。























設楽先生「えー、1ヶ月後にこの時期毎年恒例の体育祭が始まる。
そう言う事だから、皆で何やるか決めてくれ」





















この時期に体育祭か、もうそんな季節なんだね。

体育祭は強制参加。

だから勿論僕も何かしら出場しなければならない。

けど、事前に設楽先生に相談はしてあった。

























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朝での出来事...

























設楽先生「あ、それともう1つ」


『?はい』


設楽先生「この時期に毎年体育祭が行われるんだ。
一応どれか種目は1つ最低でも参加しなければいけないんだが、お前はどうする?」


『あぁ、まぁ避けては通れない行事ですからね。
参加しますよ、僕もクラスの一員として何か1つは活躍したいなって思いますし』


設楽先生「そうか、それなら良いんだが、あまり無理はするなよ?」


『はい、それは勿論分かってます。
なので、1つだけ参加出来ればそれだけで充分です』


設楽先生「分かった、何やるかは自分で決めるか?」


『はい、これでも運動は嫌いではないので、自分が参加したい奴に出場します』
























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