記憶のカケラ
□3話
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賀喜「ねぇ、快斗君、ちょっと聞いても良い?」
快斗「おぅ、どうした?」
賀喜「あのさ、豊里君と2人で話してる事が多かったけど、何の話してるの?」
快斗「え!?あーまぁ色々?」
金川「それ私も気になってた!
何か屋上で1人でご飯食べてたって言うし」
柴田「うんうん、快斗は何か知ってるの?」
快斗「うーん、まぁそれは...内緒だ!」
健太「どう言う事だい?」
快斗「アイツにも色々あんのさ!
俺の口からは何も言えないし、お前らとこれから関わっていくのも、アイツなりの覚悟が必要って訳さ!」
賀喜「覚悟って何の?」
快斗「皆と過ごす事に対してのね...」
皆と過ごす覚悟ってなんだろう...
これ以上の事を聞くのを何故か躊躇ってしまう...
でも、話を聞いて良かったのかも知れない。
豊里君は何かを抱えてる。
思い切って聞いてみた事が思わぬ方向になった。
明日、豊里君に会ったらどんな気持ちで接したら良いんだろう...
賀喜side out...
何かを抱えてる事を知った4人。
そして、貴幸に声をかけた遠藤さくら。
この遠藤さくらとの出会いが後に皆と深く関わっていく事に...