記憶のカケラ

□2話
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賀喜「とまぁこんな感じかな」


『ありがとう賀喜さん、助かったよ』






























1階から4階まで次の授業が始まるまできっちり説明した私。


























『賀喜さんの説明が分かりやすくてすぐに覚えられそうだよ』


賀喜「それなら良かった!」


『次の授業ってなんだっけ?』


賀喜「次は体育だよ!」


『じゃあ急いで着替えないと!』


























表情がコロコロ変わる豊里君にドキドキする...

このドキドキが何なのかは分からないけど、きっと良い物に違いない。

急いで教室に戻って体操服に着替えて校庭へと向かった。

その際、豊里君が急いでる感じはみせてるけど、ずっと歩いてる事に、私は少し違和感を持った。


































そして体育の授業が始まった。

けど、豊里君は授業を見学だった。

先生も理由を聞かずに了承してたから、既に理由でも言ったのかな?






















今日はサッカー。

皆楽しく授業を受けてたけど、私は豊里が少し気になっていた。

空を見ながらボーッとしてる顔が、少しばかり寂しそうな顔をしていたから。





















柴田「カッキー、ボールいったよ!」


賀喜「あ、うん」


























私にはその理由すら聞く勇気がない。

だから今はとりあえず、授業に集中しよ。


























体育が終わり、放課後になった。

私達は部活がある為、皆で体育館に向かう準備をしていた。

























快斗「いやー体育の後の部活ってしんどいよな!」


健太「その割には元気そうだけど?w」


快斗「まぁな!w」


金川「運動バカめw」


快斗「お前も人の事言えんだろw」


柴田「確かに!」


金川「えー!ゆんちゃんまで!」


快斗「遥香も思うだろ?」


賀喜「まぁちょっとねw」


金川「カッキーまで!?」



























やっぱ皆といると楽しいな。




































快斗「貴幸はどうすんだ?部活入らないんだろ?」


『そうだね、図書室にでも寄って帰ろうかな』


快斗「りょーかい!じゃあまた明日だな!」


『うん、今日はありがとう、楽しかったよ』


快斗「まぁたまにはこう言うワチャワチャすんのも悪くないだろ?」


『そうだねw』


健太「何の話をしてるんだ?」


快斗「いや、こっちの話」


『うん、皆もありがとう、これから宜しくね』


金川「任せて!」


柴田「楽しもう学園生活!」


賀喜「宜しくね」































こうして私達5人は部活へ、豊里君は図書室へとそれぞれ向かった。

最後に快斗君と2人で会話してたけど、アレはいったいなんなんだろう?

思い切って聞いてみようかな...



















賀喜side... out...


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