リクエスト小説

□レコ大
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安住アナ「第60回、日本レコード大賞最優秀作品に選ばれたのは...」






























白石side...




















私達は日本レコード大賞最優秀作品に2年連続で選ばれた。

凄く嬉しかったし、なぁちゃんにとって最高のプレゼントにもなったと思う。






















けど...
























批判も起きた。

それは私達も分かっている。

本当だったらDA PUMPさんか選ばれる筈だった。

でも、DA PUMPさんの場合カバー曲だったから惜しくも選ばれる事はなかった。

規定のルールを知ってる人も知らない人もいるから賛否両論。
























確かに選ばれた事自体は凄く嬉しいと思うし、なぁちゃんにとっても良かったと思う。

でも、それを考えると素直に大喜び出来ない自分もいる...




















楽屋にて。
























白石「はぁ...」


『どうした?そんな暗い顔して?』


白石「貴幸...」


『折角選ばれたんだからもっと喜ばないと、西野が悲しむだろ?』


白石「それはそうなんだけど...」


『やっぱり、本当は自分達が...なんて思ってるだろ?』


白石「...」


『まぁルールが決まってる以上仕方がない事だ。確かにDA PUMPさんは圧倒的に流行ったと思う』


『けどな、それは向こうさんも分かってたと思うし、選ばれたんだったらもっと誇らないと、皆に失礼だろ』


白石「貴幸...そうだよね、私達が選ばれたんなら誇らないとだよね!」


『そうこなくっちゃ!ほら、皆のとこ行ってこい!』


白石「ありがとう!これからも宜しくね!」


『おぅ!宜しくな!』

























貴幸に励まされて、私は気にしない事にした!

折角選ばれたんだったら素直に喜ばないといけないよね!

なぁちゃんの卒業プレゼントにもなったし祝わないと!






























白石「ほら皆、泣かないのw
嬉しいのは分かるけど、もっと喜ばないと!なぁちゃんに最高のプレゼント送ったんだからさ!」


西野「せやで!皆もっと喜ばんと!
ななにとって最高のプレゼントやから皆には笑っとってほしい!」


























これからなぁちゃんが居なくても大丈夫って所を見せなきゃ!






















でも、私もそろそろかな...





























白石side out...


























だが、メンバーは誰も知らない。

マネージャーである貴幸が白石が去った後に寂しそうな顔をしていた事を...





























...END...


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