リクエスト小説

□気持ち
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小林由依編...


















小林side...



























こんにちわ、小林由依です。

今日は歌番組の収録に来ています。





















守屋「今日って確か乃木坂さんや日向坂ちゃんもいるんだよね?」


菅井「そうそう、だから多分貴幸さんもいるんじゃないかな?」


守屋「おぉ〜それなら久々に会って話したいね!」


菅井「ふふっ、そうだね!」


















そっか、今日の音楽番組って乃木坂さんや日向坂ちゃんも来るのか。

って事は多分貴幸さんも...

























貴幸さんって言う人は今日向坂ちゃんで働いてるマネージャーさん。

元は私達欅坂のマネージャー。

ひらがなけやきとして一緒にいた日向坂ちゃんが、改名を決めた時、貴幸さんの日向坂ちゃんのマネージャーに移動する事が決まった。

それは貴幸さん本人の意思ではなく、秋元先生が決めた事。

理由は、日向坂ちゃんを大きくする為。

私達は何も言えなかった。

欅坂が出来た時に、マネージャーとして働く事になって右も左も分からなかった私達に、貴幸さんは私達の為に色々助けてもらった。

勿論私も最初の頃は何も分からずバラエティも全然だった。

その時、なんとなくな気持ちでマネージャーである貴幸さんに相談したら、一緒に考えてくれてしっかり答えも出してくれた。

そこからバラエティが楽しくなって笑う事も多くなった。

ドラマにも出たり、色々なお仕事に呼ばれる事が多くなって、凄く充実した日々が続いた。

それもこれも、全部貴幸さんのお陰。




















因みに貴幸さんは、佐々木美玲ちゃんの幼馴染み。






























だからなのか、欅坂って言うか、何事にも対して一生懸命な人。

私はそんな貴幸さんに恋をした。

片想いとしていつか告白出来たらなって軽い気持ちで考えてた。




















そんな時だった。





















秋元先生「皆に集まってもらったのは他でもない。えー、来週から貴幸を日向坂のマネージャーになってもらう事にした。
これからは日向坂1本でやっていくから、皆は貴幸なしでもちゃんとやっていくように」
























秋元先生にそう言われて正直ショックだった...

貴幸さんと離れるなんて...























そこから、欅坂は貴幸さんに会う事はなかった。




















去年の紅白の時、乃木坂さん、欅坂、日向坂ちゃんが全員揃って選ばれた。

勿論貴幸さんがいるのかと思って探した。

けどいなかった...

不思議に思った私は、佐々木久美ちゃんに聞いてみた。

そしたら...



















久美「貴幸さん?
貴幸さんなら仕事のしすぎって事で大晦日はゆっくり休ませるってスタッフさんが言ってましたよ!」






























そう聞いた私は紅白が始まってもあまりテンションが上がらなかった...

























そしてそんなある日、歌番組の収録で、再び欅坂、乃木坂さん、日向坂ちゃんが皆揃う事になった。

日向坂ちゃんがいるって事はマネージャーもいる。

って事は勿論貴幸さんがいる。



















久しぶりに会えないかなぁ...























小林side out...
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