短編@

□再会
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梅澤side...





















































私は人生で1番と言っていい程驚いた。

まさかこんな事があるなんて...




















































『初めまして!!豊里貴幸です!!』


















































全てを悟った。

これは間違いなく彼なんだと。

でも何で?どうして乃木坂のマネージャーになったの?

その理由がどうしても知りたかった。

けど彼の方には行けず、気付けば1期生と2期生の皆さんが彼の周りを囲んでいた。















































それから彼はメンバーの皆さんから質問を受け次々と答え、私は初めて彼が乃木坂を好きだって事を知る。

その中で私は衝撃的な会話を耳にする。
















































堀「推しメンっているんですか?」


『はい///恥ずかしながら///』


星野「誰々〜?」


『それは...内緒です!恥ずかしいので///』






















































彼には推しメンがいる...

それが誰なのか気になって仕方がない。

白石さんなのかな?それとも西野さんなのかな?それとも飛鳥さんなのかな?

そんな事ばかりを考えてしまう。

考えすぎて頭が痛くなってきた。

その事に気付いた桃子が話しかけてくれた。












































大園「みなみん?大丈夫?」


梅澤「ん?何が...?」


大園「何か、辛そうだよ?」


梅澤「私が?大丈夫だよ」


大園「そうかな?桃子心配だよ...
物凄く辛そうな顔してる。体調悪いなら帰った方が良いんじゃない...?」


梅澤「大丈夫だよ桃子。私は平気だから。心配してくれてありがとね」








































上手く笑えたかな?

あーあ、桃子に心配されちゃった...

辛くなるほど顔に出ちゃってた...











































だって...気になるじゃん...

















































彼の推しメンが...
















































ずっとその事で頭がいっぱいになっていると、マネージャーさんが急いで楽屋に来て、収録まで時間がない事を伝えられた...








































私は重い腰を上げながら、鞄を取りに行き、バスへ向かう...

勿論足取りは重い...























































私達は急いでバスに乗り、席に座った...

彼は1番前の席、私は1番後ろの席...

今彼が何しているのか、物凄く気になる...

































































隣に座ってた桃子が心配そうに私の顔を見てた事に全然気が付かないぐらいに...
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