短編@

□ホワイトデー
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男主side...






























今日は3月14日、ホワイトデー。

と言う事なので、ひなあいのMCとして頑張ってらっしゃるオードリーさんの持ち込み企画の収録が始まった。

皆のキュンキュンとした姿に、恥ずかしくなる///



































無事に収録も終わり、俺は皆にホワイトデーのチョコレートを配りに楽屋へと向かった。


































『皆、お返しを持って来たよ!』


美玲「わーい!チョコだぁ!」


久美「ありがとうございます貴幸さん!」


河田「これって、貴幸さんの手作りなんですか?」


『まぁ一応、上手く作れた自信はないけどね...』


加藤「そんな事ないですよ!見た目めっちゃ良いです!」


渡邉「そうですよ!味もめっちゃ美味しいですよ!」


『本当?良かったぁ〜!
頑張って作ってきた甲斐があったよ!』

























松田「むぅ...」


小坂「どないしたんこの?めっちゃほっぺた膨らんでるで?w」


松田「...見たら分かるやろ...」


小坂「モテますな、アンタの彼氏w」


松田「バカにしてるやろ!もうあんなヤツ嫌いや!」


小坂「あーあw怒ってもうたw」






































『で?好花は何で怒ってるの?』


松田「...」




























家に帰ると好花がめっちゃ不機嫌な顔でいたので、何があったのか聞いても、全部無視される...

はて?俺はいったい何をしたんだろうか...


























松田「...ホンマに分からへんのか?」


『うん』


松田「...最低やな、この鈍感野郎!」


『めっちゃ言われますやん』


松田「あんなに鼻の下伸ばしながらデレデレして...」


『ん?俺そんな事してたの?』


松田「美味しい言うてもらって喜んでたやん...」


『あぁ、まぁ一応手作りだったんでね。
お返しはちゃんとしないとって思って』


松田「...それや、何で手作りなん?」


『だって買うの勿体ないし、日頃頑張ってる子達にはきちんとしたお返しをしないと示しがつかないでしょ?』


松田「...そうやけど...優しすぎるんよ貴幸は...」


『ごめんね?不安にさせちゃって...
でも大丈夫、俺がちゃんと好きなのは好花だし、好花にだけは凄く喜んでほしかったから、別で手作りチョコとプレゼントを用意したんだ!』


松田「え...そうなん...?」


『うん!...好花、受け取ってくれる?』


松田「勿論に決まってるやん!!!」


『ありがとう!♪』


松田「アクセサリーと可愛らしい服!」


『しかもね、この服、俺とお揃いなんだ』


松田「え!?」


『ほら、家でペアルックでいればさ、よりカップル感って言うかさ、もっとラブラブになるんじゃないかなって思って!』


松田「っ///ありがとう///そんな事まで考えてくれてたんやな///めっちゃ嬉しい///」


『ふふっw良かった!』


松田「貴幸、ホンマにありがとう♪大好きやで///」


『俺も大好きだよ!』























ちゃんと渡せて良かった!

好花、側で支えるからね!


































...END...


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