乃木坂学園
□9話 橋本先輩vs名無しさん&てち
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昨日の放課後、体育館に行くと、てちや橋本先輩、衛藤先輩もいた。
3人もリレーに出るそうだ。
てちとは、団が違うけど
お互い、頑張ろう!と言って別れた。
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今日は、初めての部活!
(楽しみだなぁ)と、思いながら3人で学校へと向かった。
美月「そういえば、二人共、最近バスケしてるの?」
てち「いや、一ヶ月位してないよ」
『私も〜』
というような会話をしていると、学校へ着いた。
てちと別れて、教室に入った。
桜井先生「おはよ〜(゚▽゚)/」
『「おはようございます!」』
いつも通りに授業があり、
桜井先生「さようなら〜!」
みんな「さようなら!」
挨拶をして、美月と一緒にすぐに体育館へと向かう。
体育館に着くと、もう、みんな揃っていた。
若月先生「お! 二人共来た。 これで全員揃ったな。」
若月先生に挨拶をして、
てちの隣に座った。
若月先生「今日は、練習試合を行おうと思ったが、名無しさんと平手の実力を知るために」
若月先生「2人には、橋本と2対1で、勝負をしてもらう」
(え!?)
若月先生「他のみんなは見学してて」
みんな「はい!」
若月先生「そして、ルールは、10分間の内、橋本から1回でもボールを奪えれば、
二人の勝ちだ!」
私もてちも、「簡単じゃん」と、思って、驚いていたけど、
他のみんなは、全く驚いていなかった。
その理由は、今まで新入部員で、橋本先輩からボールを奪えた者は1人もいなかったからだ。
若月先生「よし、始めるぞ!」
橋本先輩「よろしく」
『「よろしくお願いします!」』
挨拶を交わし、
笛「ピーッ!」
スタートの合図がなった。
その瞬間、てちは、とても速いスピードで、ボールを奪いに行ったが、
橋本先輩に余裕でかわされる。
みんな「すごーい」 (小声)
私が、ビックリしてボーッとしていると、
飛鳥さん「名無しさん! 何、ボーッとしてるの(`□´)」
ハッとなって、遅れてボールを取りに行くが失敗。
てち「後ろに回って!」
『了解!』
二人掛かりで奪いに行くことに、
しかし、これも失敗。
橋本先輩は、全然余裕そうだ。
奪いに行っては失敗の繰り返しで、
笛「ピーッ!」
若月先生「終了だ!」
笛がなった瞬間、二人はその場に座り込んだ。
衛藤先輩「お疲れ様!」
衛藤先輩から、タオルをもらった。
てち「全然、敵わなかったね」
『うん。』
二人は、橋本先輩の凄さを改めて感じた。