3冊目
□85歩目。
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リバティーガーデン島にあるマイケルさんの経営するリゾートホテルにたどり着いた私たちはホテルの入り口に着くとそこには何故か着物を着た人が立っていた。
「Oh!Hello!ユウキサーン!!ようこそいらっしゃいマーシター!!」
ずるぅっ!!!!
私たちは一斉にずっこけた。何故なら旅館の女将さんのような着物を着たのは、マイケルさんだったからだ。シンジはお前の知り合いは気持ち悪い奴か頭のおかしな奴しかいないのか!とツッコミを入れられ、私は頭を抱えながら何とか立ち上がってマイケルさんに質問する。
「マイケルさん…お招きありがとうございます…それより何ですかその格好は!!」
「Oh!!気づかれマーシタ!?トップブリーダーのユウキサンをお迎えに上がるのに最上級のおもてなしが必要だと教えていただきマーシテ、私、旅館の女将サンに教わってきマシタ!!どうデスカ!?」
「あ…あはは…お気持ちは嬉しいですが…その格好は女性しか着られません。」
「Σ何デスってーーーーーーー!!?」
マイケルさんに女将さんについて説明するのは難しいなぁ…と思いながらシゲルとシンジと一緒に部屋へ案内された。
「こちらが今日お泊り頂く部屋になりマース!!ベランダからは美しい海の景色が一望できマース!!」
「ありがとうございます、マイケルさん。」
「いえいえ、三人で仲良くのんびり過ごしてくだサーイ!「ちょっと待ってくださいマイケルさん、今三人って言いました?」
聞き間違いだろうか?今ハッキリマイケルさんは三人で仲良くのんびり過ごしてくださいって言った気がする。待て、私は一応思春期の女だ。そしてシゲルもシンジも思春期の男の子だ。その三人が同じ部屋っておかしくない!!?私はマイケルさんに尋ねるとマイケルさんはオフコース!と言ってきた。
「オフコース!!シゲルサンもシンジサンもユウキサンのBoy Friendデスよネー!?なら同じ部屋の方が…心置きなく過ごせるかと思いマシテ〜。「待ってください。心置きなくって何ですか心置きなくって。」
「そりゃ…グフフ///」
マイケルさんまでエロ親父のような視線を向けてきたため、私はメタグロスを出してバレットパンチを指示した。
「メタグロス、バレットパンチ。」
『メダー!!!』
「NOOOOOOOOOOOO!!!イッシュジョークデシタのにー!!!」
▼ メタグロス の バレットパンチ が 急所 に 当たった !!
▼ マイケル の HP は 0 になった !!
▼ ユウキ は シゲル と シンジ 二人用 の 部屋 の カギ を 手に入れた 。
(「マイケルさんってば…全く。そのジョークはあまり感心しません。」)
(「あはは…でも僕は一緒の部屋だと嬉しかったかなぁ…」)
(「……一緒の部屋なら寝込みを襲ってやれるのにな。」)
(「シンジ!絶対にさせないからね!!」)
(「男子二人で寝てなさい!!!///」)
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