がらくた置き場

□長谷川君も嫉妬するんだよって話
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同級生彼女
18禁 どスケベ
一志さんのエッチ
長いよ

ダンスパフォーマーヒロインという無駄な設定



*****
6月半ばの梅雨の合間の快晴日、男子生徒はいやに張り切っていた。

「いやー今年もこの季節が来たな!」

お目当ては、対面のプールサイドに集まる女子生徒。スクール水着に身を包んだ姿をちょっと嫌らしい目で物色する男子。
長谷川は何も言わないが、自然と可愛い彼女を目で追ってしまった。

当の○○○は、学友の■■とプールサイドで戯れていた。

「うーん。」
「どうしたの○○○、そわそわして。」
「な、なんか水着がキツくて…太ったかな…?」

臀部が気になる○○○に、■■はもしかしてと思案した。

「○○○水着買った時より背が伸びたんじゃない?」
「そう言われてみれば…。」
「やっぱり。それだとキツくもなるよ〜。」

■■の言葉に○○○は納得しつつも肩や臀部に食い込む水着に苦戦していた。

「それにー…胸も成長してるでしょ!」
「うわっ!■■止めてよ!」

水着の下で谷間を作る○○○の胸に、パフっと手を当てた■■は大きく頷いた。

「まあ、長谷川に色々されてんでしょ!しゃーない!」
「人の胸揉みながら言う台詞じゃ無いよね。」

にこっと笑う■■を、○○○はジト目で睨みながら溜め息を吐いた。

「……。」

羨ましい
健全な男性なら一度は皆思うだろう心の声が、顔に表れる風景に長谷川は眉を潜めた。
クラスメイトに囲まれる○○○は、確かに昨年よりも色々と成長している。身長も少しずつだがまだ伸び代を残しており、(長谷川の努力の賜物である)バストアップもしていた。
鼻の下を伸ばしながら、女子側のプールサイドを見るクラスメイトに長谷川の苛立ちが募った。


*****

「一志?」

土曜日の部活帰り、長谷川は○○○が所属しているパフォーマンス団体の稽古場へ顔を出した。ここに隣接されているホールで、毎夜行われるショーに○○○は出演している。
とは言っても学生の身分の○○○は、週末のステージのみの出演で普段は稽古に励んでいた。

黒いレースで仕立てられたベリーストッキングにアシンメトリーのダンススカート姿の○○○は、もう上がるから待ってと声を掛け長谷川を裏口に案内した。

「お待たせ!珍しいね、一志がお迎え来てくれるなんて。」
「ちょうどいい時間に部活終わったから、会えるかと思って。」

手を繋ぎながら、真っ直ぐ前を見て言う長谷川に○○○は花が咲いたように笑顔になる。
高校一年の半ばに転校してきた○○○と、同じクラスになり紆余曲折ありながら二年の夏に交際を始めた二人は周囲公認のカップルだった。

「明日一志のお家遊びに行ってもいい?」
「ああ。明日なら四時には家に帰るから、そこからなら…。」
「はーい!」
「……。」

ふと、長谷川は悪戯心に火が付き別れ際にとんでもない事を言い放った。


*****

「今晩は。夕方のお忙しい時間にお邪魔してしまって済みません。」
「 ○○○ちゃんいらっしゃい。ゆっくりしていってね。母さん買い物行ってくるから!あ、お夕飯一緒に食べましょうね!」

手土産を渡す○○○に長谷川の母は、きゃあと喜び和やかにお礼を述べた。

「一志にあんな可愛い彼女が出来るなんてね〜。」

しみじみとしながら二階へ上がって行った二人に母は一人感嘆の声を上げた。

*****


「…か、一志。何でこんな格好…。」

ベッドの上で手繰り寄せたシーツを○○○から取ると、長谷川はまじまじとその姿を見つめた。体に食い込むスクール水着姿の○○○は居心地悪そうに長谷川から視線をずらした。

「やっぱりキツそうだな。」
「まあ…肩とお尻のとことか…。」
「気になる?」
「え?きゃっ」

ぐい、と肩に食い込む水着をずらすと○○○の口から悲鳴が上がった。ずれた肩紐によって窮屈そうにしていた胸元がほんの少し緩み、○○○はハッと息を吐いた。

「凄いな、これ。」

水着の上から胸を揉まれ、○○○は声を殺しながら首を横に振った。布越しの生暖かい長谷川の肌の熱に頂がプクリと立ち上がった。

「かずしっ、や、あんっ」
「○○○、浮いてるの丸わかりだぜ。」
「んっ。じゃ、や、めてっ、ひっ!」

ぎゅうと水着を押し上げる頂を指で挟まれ、○○○は背を反らした。長谷川の長く太い指が片方の頂を押し潰しながら、もう片方の頂を水着の生地越しに口に含んだ。

「か、一志!や、やだっあ、ああん!」
「ん…もう少し。」

長谷川の頭を抱き、空いている腕で口を覆い声を殺す○○○に、長谷川は目を細めると唾液で濡れた頂から顔を離し荒い息を吐く彼女を見下ろした。

「こっちもキツいんだろ?」
「ちょっ、一志いや…。」

するりと下腹部に指を滑らせると、○○○は顔を赤くすると太股を閉じた。

「足開いて…○○○。」
「や、やだっ、そこはだめっ。」

彼女の膝頭を掴み、少々強引に横に開くと官能的な光景が広がった。
ずれた水着が陰部に食い込み、見えそうで見えない悩ましい状況を産み出していた。

「も、ほんと…やっ」
「…。」

想像以上に厭らしい光景に長谷川は生唾を飲み込んだ。与えられていた刺激のせいで潤んだ陰部が、水着を湿らせシミを作り、○○○は生理的に込み上げてくる涙をぐっと堪えた。

「ヤバいな。」
「か、ずし、んんっ!」

長谷川の薄い唇が○○○の唇に触れ、貪るようなキスを交わしていると、胎内に指が侵入した。長い指が温かく湿った膣を動き、更に奥へと入り込もうと更に深く差し込まれた。

「……っつ!う、んぐっ!んんぅ!」

キスの合間に鼻から抜ける様な悩ましい喘ぎを漏らす○○○の胎内が、熱くなるのを感じると、長谷川は唇を離し側に置いてあったフェイスタオルを手に取った。
胎内を掻き回す指は留めず、○○○の膝裏を胸に付くほど押し上げると差し込む指を二本に増やした。

「○○○何時でもイッていいからな。」
「かず、しっ、一志ぃ!も、ダメっ……!」

○○○の下腹部がうねる様に跳ね、陰部から透明の分泌液が溢れ出た。長谷川の指が入り口を掻き上げるように出入りすると、それに合わせて分泌液が吹き出し長谷川のTシャツとフェイスタオルを濡らしていった。


*****


「凄い量だな。タオルびしょびしょ。」

濡れたタオルとTシャツをローテーブルに放ると、小刻みに呼吸を繰り返す○○○の力の抜けた体を長谷川は横抱きにして膝に乗せた。
体を長谷川に預け、焦点の合わない蕩けた顔を見せる○○○の髪を撫で、長谷川はキスをする。

「あ、ん。一志。」
「ん?どうした…?」

トロリとした目で長谷川を見つめた○○○は首に腕を回すと甘い声で囁いた。

「もっと、欲しい…。」
「○○○っ。」

可愛いおねだりに、長谷川は○○○の体から水着を取り去ると再びベッドに押し倒した。
膝が顔の横に付くほど腰を押し上げ、避妊具を着けた陰茎をゆっくりと挿入した。太い陰茎が熱い膣に根元まで挿入され、その熱さと狭さに長谷川の顎から汗を落とした。

「…っ動くぞ。」
「うんっ、あっあっ一志、すきっ!んん!」

打ち付けられる陰茎に息も絶え絶えになりながら、長谷川の名前を繰り返す○○○は再び与えられた快感に満たされた気持ちになった。


*****


「一志のばか、エッチ…。」
「悪かったって…。」

ベッドの中で悪態を吐く○○○を抱き締めながら、額にキスした長谷川は、でも気持ち良かっただろとボソリと言った。

「っ…ばかっ、」
「ふふ、可愛いな。」

真っ赤になりながら抱き付く○○○に、次はステージ衣装でもいいかもと邪な事を考える長谷川であった。





おしまい
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