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□オトナのあいのかたち2
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風邪4/N.O
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なんだかほっぺに

何かが触れてるような感覚があって

頬を触ろうと手を動かしたら

今度は誰かに手を握られた。




「・・・だれ?」

和「二宮さん」

智「大野さんもいるよ?」




両方の手を優しく握られて、ふふって笑い声がする。



二宮さんと大野さんの低い声が

耳元で聞こえてるみたい。




身体は鉛みたいに動かないのに。

こんな時にお世話になってる二人の夢を見るなんて。




和「・・・ねぇ、このまましてもいい?」




夢の中で「何をするんですか?」って聞くと




智「なんだろね・・・気持ちいいこと?」




また耳元でそう囁かれて

悪寒なのかなんなのか、ゾクゾクした。




和「・・・ほら、二宮さんの方向いてみ?」




言われるままに声のする方に顔を向けると

唇に柔らかい何かが触れて

何度も何度もチュッと音をたてるから

あ・・・これはキスされてるのかなって

自然と私も舌を出して二宮さんにキスをしていた。




和「・・・ふふ、上手」




手と手を絡ませながら

二宮さんのキスに酔いしれてると

左胸が一瞬空気に触れて

次の瞬間、熱くて柔らかいモノが私の胸の先端にねっとり絡みついた。




智「乳首、もう勃ってるね」

「・・・んっ」

智「舐められんの好きなんだ」




大野さんに胸を愛撫されてるって気づいたら

こんなイヤラシイ夢を見ている自分が恥ずかしくなった。
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