朝日と夕陽

「何より大切」だと引き止めてほしかった
なのに貴方は優しく
「束縛できない」と言った
手を伸ばしても届かないと思った
貴方が傍に居てくれた。
私は貴方が居ないと生きていけない。
優しい仕草
優しい声
優しい視線
全て独り占めしたくて
何をどうしていれば
貴方の傍に居られたのかな?
抱き寄せてでも、腕を強引に掴んででも
「行くな」と言うのは簡単だけど
貴方の夢を取り上げることは出来ない。
貴方と出会えてよかった。
好きになってよかった。
未来がどこか見えない時も
貴方の横顔、笑った顔が見れるだけで
貴方が私を呼んでくれるだけで
私は幸せだった。
いつも私が貴方を守っていたつもりで居たけど
違ったみたい。
貴方がいつも私を守ってくれてたね。
最終更新日 2019/03/02