短編

□僕のペット
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チャラ
妙な金属音で目を覚ます
あたりは真っ暗で視界が悪い
目の前の人影がゆっくりとこっちに近づいてくるのはわかった
「目覚めた?」
そう言った男の顔が徐々に月の光に照らされて行く
「いのはら...先輩?」
そこにいたのは会社の先輩井ノ原だった
「なんでここに?てかここは...?」
見たことの無い部屋の一室に井ノ原先輩と俺の二人だけ
「ここ?ここはね、僕らが愛しあった場所だよ」
愛しあった?その言葉の意味が理解できない
ふと首もとに違和感を覚えた
首もとに手を持っていくと皮製のベルトのようなものが首に巻き付いていた
「それはね首輪だよ。おかだくんは俺のペットだからね」
意味がわからない
ただこの状況が異常なことは理解できる
首輪を外そうと手を近づける
引っ張っても首輪を繋ぐ鎖がカチャカチャと音をたてるだけだった
「逃げないで。かわいいおかだくん」
「こんなのおかしいですよっ!」
「おかしい?確かに俺はおかしいかもなぁおかだくんのせいで」
井ノ原先輩は一切表情を変えないまま話す
「な、なんで俺のせいでなんですか」
「俺はねずっとおかだくんが好きなの。出会った時からずっと自分のものにしたかったでもその夢が昨日叶ったんだ!俺とおかだくんは一つになった。俺のものになったんだよ。俺をこんなのにしたのはおかだくんの責任だよ?」
そう言って浮かべた笑顔は狂喜的な笑みだった
「俺はいのはら先輩のものじゃない...!」
「なんでそんなこと言うの?昨日は俺の下で散々喘いでたくせに」
耳元で言われたその言葉に自分の耳を疑う
「そんなわけないっ...!」
「じゃあ思い出させてあげる」
その瞬間視界が揺らぐ
床に押し倒され無理やりキスをされる
抵抗するが両手を押さえられ身動きができない
舌が割り込んできて俺の口内を舐めていく
「んっ...!んんんっ!!」
息ができない
「ぷはっ...は...」
やっとのことで唇が離れる
口元は唾液でびちゃびちゃで気持ち悪い
「苦しむおかだくんもかわいいねえ」
早く逃げないと
逃げようと思っても足に力がはいらない
足を掴まれ履いていたズボンとパンツを脱がされる
「昨日ならしたから大丈夫だよね」
そう言い足を開かされる
いやな予感しかしない
「俺、がまんできないや」
カチャカチャとベルトを外す音
「いやっ...やだっ...」
「いくよ?」
「いたいっ!!やだっ!やっ...!!」
おしかかる重圧感ゆっくりと井ノ原のモノは岡田の秘部に入っていく
「昨日ならしたけどやっぱりきついな」
そのままズボズボと腰を揺らし抜き挿しを繰り返す
「あっ...!いやっ...!」
「感じてるじゃんもっと鳴いてよ」
腰の動きを早め奥深くまで突き上げる
「はぁん..!あっん...!いのっ..はらっ...せっ...あっ..!!」
気持ち良すぎる快楽にどんどん溺れていく
「イクっ...!!イっちゃう...!ああっん...!」
岡田は井ノ原の腹部に勢いよく吐き出す
井ノ原はイったばかりの岡田に構わずズボズボと奥を突く
「だめっ...!あんっ...!」
もう少しでイくというところで動きを止められる
「言わないとイかせないよ?」
「んあっ...んっ...いのっ...せんぱぁのほしぃ...」
「もっとちゃんと言わないと」
「いのはらっ...せんっぱいのちんこほしぃ...奥にじゅぽじゅぽしてぇ...!」
「よくできました」
岡田の腰を掴み最奥まで激しく突く
パンパンと水音が部屋に響く
「はぁっ...!おかだくん気持ち良いよ」
ある一点を突くとより一層甘い声で鳴き岡田は身体を震わせた
その締め付けで井ノ原も岡田の中で吐き出した
鎖を掴み岡田の顔を近づけさせ噛みつくようにキスをする
岡田もそれを受け入れた


**********


「おかだくんは俺のものだよね?」
「うん。いのはら先輩のものだよ」
俺はペット
井ノ原先輩の永遠の


end。
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