*すみません、どなたですか

□⒈遺跡の歩き方
1ページ/3ページ

1.遺跡の歩き方


Torielさんに着いて、遺跡へと向かう。
遺跡の前に何かあったようでFriskが手を伸ばしているけど、よく目を凝らしても、何も見ることはできなかった。セーブポイントでもあったのだろうか?
どこからか決意を抱いたと声が聞こえた気がする。


「Ruinsの歩き方を教えてあげるわね。ここにはパズルがたくさんあるの、昔ながらの気晴らしと鍵の合わせ技」

『気晴らしって…』
 
「当時は今より娯楽がなかったものだから、暇だったのよ。部屋を進むためにパズルを解くようになってるわ。よく見て慣れていってね」
 

そういうとスイッチを踏んでパズルを解いてみせるTorielさん。
それを見たFriskは何やら考え込んでいるようだ。
 

「1個目は、左前から順番に右、上、左…うーん。全部覚えなきゃダメなのかな」
 
いや、確かどこかにパズルのヒントがあったはず…

『あっ、見てFri!壁に看板か何かがあるみたい』
 
「ほんとだ!えっと、
"先へ進みたくば迷いを捨てよ。真の勇者も愚か者も真ん中の道は歩まず"
ってことは…真ん中を歩くなってことだ!!やった、解けたよ!」

『これなら覚えずに済むね。多分これから先もこんなヒントが書いてあるんじゃないかな』
 
「あら、気づいた?実は私たちが間違えた選択をしないように書いてあるの。しっかり考えればちゃんと解けるようにね」
 
「へぇ〜面白い!普段はやらないけど、パズル結構好きになったかも」
 
「そう言ってもらえると嬉しいわ!さあ、次の部屋に向かいましょう」
 

さて、日が暮れる前に遺跡を抜けられるだろうか…とは言っても、基本地下に日は差し込まないから日がくれてもわからないけど。
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ